今回紹介するTVキャンセラー
助手席の人向けに、TVキャンセラーキットの導入を試みました。

TVキャンセラーキットの内容物の詳細は、以下の記事でご確認お願いします。
概要は以下です。
- TVキャンセラーコネクタ
- ビルドインタイプのスイッチ
- ビルドインスイッチ用コネクタ
- e-clamp(T型結線)
- 接着シート
- 取扱説明書
- 分解手順_TVキャンセラー
- 分解手順_外付けスイッチ
- 検査依頼用紙
- 取付上の注意
- 注意事項
- ステッカー
- アンケート

TVキャンセラーの組付けで必要なもの
- TVキャンセラー(必須)
- トルクスドライバーT15(必須)
- プラスドライバー(必須、先端部磁石付き推奨)
- 内張剥がし(必須)
- ペンチ(必須)
- 絶縁手袋(任意)
- 結束バンド(任意)
- テスター(任意)
- 取外したネジを入れる容器(任意)
- 養生テープ(任意)
- 厚手のタオル(任意)
作業前の事前準備
事前に、イルミネーションスイッチ用の配線準備を完了させておきましょう!!

接続ケーブルのギボシ端子がついたままだと、e-clampで電源コードと結線ができないので、ギボシ端子の根元を切り落として置きましょう。
また、作業効率を上げるため、切り落とした電線は、事前にe-clampのT字の縦棒に咬ませて置きましょう。
ちなみに、ギボシ端子がついているのは、電源から結線する際にギボシ端子を伸ばしてくることがあり、そのギボシ端子に接続する人向けにサービスでつけてくれています。

しかし、特に改造していない人からすると、今回不要です。

取扱説明書には記載がなかったから困ったよ~😭😭😭
必要なもの
- ハサミ
- ペンチ
- 接続ケーブル
- e-clamp(T字結線)
このケーブルは、TVキャンセラーをON/OFFするためのスイッチバックライトの電源を取得、また、他周辺スイッチのバックライト連動機能を付与するための信号を受信するためのものです。
実際に、このケーブルを結線しなくても、バックライトが作動しないだけなので、TVキャンセラーとしては問題なく使用できます。
余談ですが、TVキャンセラーキット(ビルドインスイッチタイプ)の組み付けイメージは、以下の通りです。参考にしてみてください。

TVキャンセラーの組付け
①.バッテリーのマイナス端子を外す
電装品を扱うので、バッテリーのマイナス端子を外しておきましょう。
私はバッテリーのマイナス端子を外すのが億劫だったので、IGNをOFFにして5分以上待機してすべての電源が落ちた状態にすることで作業に臨みました。

みんなは、ちゃんとバッテリーのマイナス端子を外そうね
②.ドライバー側のダッシュボード横側にある内張を外す
ダッシュボード横側にある三角の形をした内張りから分解していきます。

以下画像の左側の山になっているところ近辺に養生テープを貼り付けて、内張り剥がしを挿入して、嵌合を外します。


嵌合は5点あり、手前は面直方向で嵌合していますが、奥側は面方向に嵌合しているので引き抜くようにして取り外します。
必要なもの
- 内張り剥がし
- 養生テープ
③.ドライバー右側足元の四角い内張を外して、トルクスネジを外す
ヒューズの整備がしやすいように、ドライバーの右側足元に分離された四角い内張りがあります。

下側から引張ると簡単に取り外せます。
ご覧の通り、奥にヒューズブロックがありますね。



この四角衣内張りを剥がすと右側四隅にトルクスネジと呼ばれる星型の穴が空いたネジで締結されているのがわかると思います。
十字ドライバーでは、ネジを緩められないので、トルクスドライバーと呼ばれる専用工具が必要になります。


必要なもの
- トルクスドライバー

右下の一か所だけなぜかトルクスネジだね。不思議だなぁ(。´・ω・)?

夏場に作業すると、周辺部品に汗が付着します。汗は塩を含んでいるので、水分が飛ぶと、白っぽい跡が残ってしまいます。
タオルなど汗を吸ってくれるものを準備するか、早朝など涼しいときに作業することをおすすめします。
特に、ピラーや天井は樹脂ではなく、布地になっているので、汗の匂いが染み込んでしまう恐れもあります。
④.ドライバー左側足元の内張を外して、ネジを外す
続いて、ドライバーの左側足元にもネジがあるので取り外します。
こちらは十字スクリューですネ。

必要なもの
- プラスドライバー
⑤.ハンドル位置を変更する
内張りを剥がす際に、近辺の部品と接触して傷をつけないようにするため、ハンドル位置を調整します。


ハンドル位置や角度を調整できるハンドルは、「チルト&テレスコピックステアリング」って呼ばれるみたいだよ( ゚Д゚)
ハンドル側の内張は、傷つきやすいので、接触しそうな部位に養生テープを貼り付けておきましょう
⑥.ドライバー左側の内張を外す

ハンドル真横の内張りを外します。メーターフードを取り外すために、この内張りを外すので、取り外す必要はなく、部分的に嵌合を外すだけで十分です。
⑦.メーターフードを取外して、ネジを外す
メーターフードを取り外します。フード部を引張ることで取り外せます。
メーターフードを取り外すと、左側に十字スクリューがあるのでプラスドライバーで外します
必要なもの
- プラスドライバー
⑧.ダッシュボード前面の合皮付きの内張を外す
ダッシュボードの前面の内張りを取り外します。
左側の角部から、内張り剥がしで外すと、外れやすいです。


ドライバー側は内張りが細く、壊れやすいので、取り外す際は注意が必要です。
嵌合場所は、このようになっていました。
必要なもの
- 内張り剥がし
- 養生テープ
合皮には養生テープを貼り付けないようにしましょう。合皮と養生テープは相性が悪いことがあり、最悪、変色してしまう原因になります。
⑨.カーナビモニターを外す
カーナビモニターの後ろを見てみると、六角フランジボルトが4つ見つかります。

これらをすべて取り外します。
1つずつボルトを外すと、最後の1つのボルトを外す際に、部品が歪んでしまい、ボルトが緩みにくくなったり、外れにくくなったりするので、4本のボルトを均等に少しずつ緩めるようにしましょう

また、先端にマグネットがついているドライバーを用いると、部品の隙間に、ボルトが落ちてしまうことを防止できます。
実際に私もボルトを落としてしまいましたが、中央の穴に落とさなければ、比較的容易に取り出せます。
中央の穴は養生テープなどで塞いでおいたほうが良いですね。
養生テープで思い出しましたが、ナビ画面が傷つかないように、養生テープを貼っておくと、傷の防止もできます。
必要なもの
- プラスドライバー(マグネット付き推奨)
⑩.カーナビ本体を外して、TVキットのコネクターを接続する
カーナビモニターのボルトを取り外してモニター背面のカプラを外すとモニターを完全に分離できます。
カプラーをつけたままにする場合は、ダッシュボードの上に厚手のタオルをおいてその上にカーナビモニターを置くと傷防止になります。
ナビの本体もネジで4つ締結されているので、プラスドライバーで取り外します。ネジが小さいのでなくさないように注意です。

ナビ本体を取り出すと、左側に40ピンと20ピンのカプラがあるので、これらを取り外して、購入したTVキャンセラーのコネクターをナビ側と車両側の両方に嵌めあわせてください。
TVキャンセラーのコントロールユニットは、付属の両面テープを用いて固定できます。コントロールユニットの底面に四角い罫書きのような跡があるのでその線に合わせるように両面テープを貼り付けましょう。
先にコントロールユニットをエアコンのスイッチ筐体上部に両面テープで貼り付けておくと、後々の作業が行いやすいかなと思います。
私はナビ本体下側の隙間にTVキャンセラーのコントロールユニットを配置させました。
また、コントロールユニットに差し込まれている、スイッチ筐体側へ配線するケーブルは、カーナビを取り外した右下側に隙間があるので、そこからドライバー側足元へケーブルを通しておいてください。
特別な工具は不要で、手で簡単に配線できます。

必要なもの
- TVキャンセラーキット本体
- 両面テープ
⑪.逆手順で、上記ステップ3まで組付け直す

ステップ③まで戻ってね。
⑪→⑩→⑨→…→④→③の順番だよ
⑫.ドライバー側右側にスイッチをビルドインする
先ほど取外したドライバー右側の内張りに、空のスイッチ筐体が存在している場合、この筐体を取り外して、ビルドインスイッチに入れ替えます。

スイッチ筐体は、内張り裏面のスクリューを外して、スイッチ筐体を嵌め込むケースを取り外してから、そのケースと空のスイッチ筐体の上下2か所の嵌合を一時的に外して、スイッチを押し込む方と逆方向に空のスイッチ筐体を引抜いて取り外します。
その後、ビルドインスイッチを挿入しますが、向きを間違えないようにしましょう。
向きを間違えないようにするために、裏面のカプラの差し込み形状が近辺の純正スイッチと同じかどうか確かめておくと間違いの防止になります。

必要なもの
- TVキャンセラー接続ケーブル
- ビルドインスイッチ
⑬.T字結線を行い、電源を取る
若葉色のケーブルが、近辺のカプラから出ているので、e-clampを用いて、T字結線することで電源とビルドインスイッチを接続します。
この結線に成功すると、スイッチに印字されているアイコンのバックライト及び周辺スイッチのバックライト連動機能が付与されます。
しかし、ハンドルの位置によってはちょうど目線に隠れてしまうので、バックライトはあってもなくてもいいと思います。
また、スイッチアイコンの横に緑色に光るランプもついていますので、動作状況はこのランプで確認することもできます。
このランプはT字結線しなくても光ります。
必要なもの
- ペンチ
- e-clamp
⑭.バッテリーのマイナス端子をつける
バッテリーのマイナス端子を元の位置に戻します。
動作確認
使ってみてわかったこと
- 車両電源をONにすると、TVキャンセラーはOFFの状態になる
- TVキャンセラースイッチを押してONにすると、ピーピーと2回ブザーがなる
- ハンドルのProPILOTのボタンを押すと、TVキャンセラーはOFFになる
- ProPILOT作動後、TVキャンセラーのスイッチを押すとTVキャンセラーを再作動可能。ただし、ProPILOT作動〜TVキャンセラースイッチを押す間に5秒近くかかるとナビ画面がTV画面からマップ画面に自動的に戻ってしまう。マップ画面の左上に四角いテレビアイコンが表示されていると思うので、タッチすると、TV画面へ遷移可能
- ProPILOTは前方車両を30km未満で見失うとOFFになるが、SETボタンで復帰できる「待機状態でOFF」の状態のため、走行前にハンドルのProPILOTのボタンを押して一度ONにして、ハンドルのキャンセルボタンを押して待機状態にさせた状態で、TVキャンセラーをONにしておけば、ブレーキなどで一時的に待機状態でProPILOTを解除してSETボタンで復帰しても、TVキャンセラーを常にONにした状態でProPILOT走行可能(これが隠し機能で結構便利)
- ビルドインスイッチの場所は、運転席側ではなく、コンソール上面の空きスイッチにビルドインして、助手席側で完全コントロールできるようにしたほうが好ましいが、配線管理が難しい


コメント欄
ブログやYouTubeを拝見しました。素人ですが参考にして自前で取り付けたいと思います。動画などアップしてくださりありがとうございます。
質問ですがバックライトを作動させない場合にはギボシ端子は切り落とさずそのままにしておけば良いですか?そのままで良い場合、ギボシ端子のままダッシュボードに格納しておけば良いですか?
コメント気が付きませんでした。バックライト無であればそのままでよいと思います